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2018.12.23

クリスマス&年末の挨拶

今年もお世話になりました。

2018年(平成最後の年)も残すところあとわずかになりました。皆さんにおかれましてはいかがおすごしでしょうか?

今年は自費治療に変更し2年目を迎えました。毎年、前年より成長することを目標にしています。いつもこの時期に改めて感じることは、いつ、何歳になっても「来年は今年より成長しなければ」ということです。

今年一番の変革は、あらためて妊娠出産に対する現在の鍼灸治療を学びなおし、これからの施術に役立ているところです。不妊に対する対応、妊娠中や安産へ対する施術など、今まで以上に施術の幅を広めることができました。

プライベートでは、マラソンを初めて4年目を経過する今年、初のフルマラソンへの参加をしました。完走はしたものの目標としていた4時間には遠く及ばず、練習不足が浮き彫りになったレースになりました。また、妻の誘いもあり秋に岩手山登山をするも、普段の運動不足が影響し、妻について行けない状態でした。今年は運動が不足気味なため、来年は計画を立てて実行して行きたいと思っています。

また、いつも遠くへ出かけるときは、この業界に入って以降は学会や研修など一人で行くことしかなかったが、10年以上ぶりに観光旅行をすることが出来、とても嬉しい経験をしました。

来院する方の中には精神的なことが原因、体が痛くて出かけることが出来ない方が多くいらっしゃいます。皆さんにも私のように久しぶりに旅行をしていただけるようにと思うことが来年の目標にもなりました。

長々と綴ってしまいましたが、このように一年を無事に過ごすことが出来たのも皆様のおかげです。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。最後になりましたが皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

2018年12月吉日

 

今年はユニセフのクリスマスカードを皆さんにお送りさせていただきました。

 

 

 

 

 

2018.12.13

お灸

来週、イベントでお灸のアピールを行う繋がりで。

そもそもお灸は、何から出来ているのだろうか? 実は、施術中にも話題にあることが多い。 灸頭針(針の柄の部分に艾をつけ点火する)や棒灸などを使うと部屋中が艾の匂いで充満し、匂いが残ることがあるので話題にもなりやすい。

艾はヨモギの葉から作られる。ヨモギの葉のみを乾燥させ、臼などでひいて篩(ふるい)に掛ける。この際、細かな不純物を除去すると良質な艾ができる。直接肌にお灸をすえる時は、良質な艾を使用することが多く、また皮膚表面から少し離して間接的にお灸をする際は熱刺激の強い少し粗い艾を使うことが多い。

艾は主にヨモギの葉の裏にある毛茸(もうじょう)と腺毛(せんもう)とから出来ている。腺毛には揮発性のチネオールという精油が主成分として含まれていて、燃焼の際の艾の独特な芳香を発する。その他にも、たんぱく質などの有機物、類脂質、ビタミンB,ビタミンCなどを含んでいる。

当院で使用しているお灸の一例

 ①良質な艾

 

 ②棒灸(未使用)

 

 ③皮膚に置き据える

 

 ④針の柄に艾をつけ点火します

大まかに分けてこのくらいでしょうか。

③のお灸は施術でも使いますし、自宅で自分で施灸する際にも使用していただいてます。

 

 

 

 

 

2018.11.24

日報駅伝

岩手県で毎年11月23日(祝)は、一関・盛岡間駅伝競争大会(日報駅伝、岩手県市町村対抗駅伝)開催されます。箱根駅伝に次ぐ歴史があるようです。岩手県の郡部市町村対抗の「一般の部」と、県内の高校が参加する「高校の部」で行われます。

昨日も例年同様大会が開催され、第77回となりました。昨日の県南は今年の初雪となり、一関から奥州市、金ヶ崎付近までは雪の降る中、風の吹く中、北上するに従い天気は回復するも気温は上がらず最高気温は5度ほどで、場所によっては強風の中の天候の悪い中で行われました。

今年も金ヶ崎町チームのサポートで参加させていただき、選手のケアをしてきました。7月の男鹿駅伝、10月の奥羽横断駅伝に次ぐサポートでしたが、皆この大会を目標としていただけに、目標としていたコンディションに調整することが出来た選手、できなかった選手と、反省すべき点のあるケアとなりました。来年は走るための怪我のしない体作りをはじめ、コンディションを調整にしていきたいと思います。

金ヶ崎チームの結果は「一般の部」全22チーム参加中、第6位と入賞を果たすことができました。昨年の5位と2年連続入賞することができ、さらに上を目指せるチームと実感しております。

 

2018.10.14

久しぶりの10キロマラソン

今日は秋田県横手市で、第3回よこてシティハーフマラソン大会

久しぶりに大会へ参加してきました。

 久しぶりでしたので、妻と一緒に10キロのジョギングとなりましたが、体を適度に動かす気持ち良さを実感した日になりました。

スタート前のひと時

スタート直前

田園の中も走りました

完走後の楽しみ

たまにプライベートも投稿して息抜きもしていきたいと思います。

2018.10.10

なぜ肩コリになる?

 肩はなぜ凝るのでしょうか?(首筋から肩にかけて。肩全体。肩から肩甲骨にかけて。肩から背中にかけて。首から肩、背中にかけてなど。)さまざまな場所に現れます。「同じ姿勢、運動不足、ストレス、眼精疲労、不規則な生活、睡眠不足、うつ症状など心の病、冷え性、激しいスポーツや肉体労働」さらには、血圧の問題や歯のかみ合わせなど。要因は、挙げるときりがないように思えるほどです。

 肩コリとは、肩周辺の筋肉が疲労し緊張した状態をいいます。首や肩には20種類以上の筋肉があり、その筋肉の緊張が長い間緩まず緊張状態が続くと慢性的に筋肉は縮んだまま硬くなってしまいます。また、その筋肉から連鎖的に広範囲に広がっていく場合もあります。

 この硬くなった筋肉ではどのようなことが起きているのだろうか?:筋肉には神経、血管が分布しているため、筋肉が緊張して硬くなると血管は筋肉によって圧迫され血流が悪くなる。この状態が続くと、筋肉に溜まった疲労物質や痛み物質、老廃物は血流が悪くなることによって筋肉内に溜まることになる。また硬くなった筋肉は、神経を刺激し痛みを誘発してしまう。痛みを感じると脳は、自然に筋肉を緊張させてしまい、負のスパイラルに陥り慢性化へ進んでしまう

 例えば、事務仕事でパソコンなどを同じ姿勢で長時間、毎日行ったり、スマホなどを長時間同じ姿勢で行うと、首や肩の筋肉の弾力性を失い筋肉が緊張状態になり、上記のようなメカニズムにより凝りへ発展する。

 また、ストレスなどでも同じことが言える。ストレスを感じると自律神経のうち交感神経が優位な状態になる。交感神経が優位な状態が続くと血管は縮こんでしまう。血行に問題が出流と、上記にあるように血流が悪くなり、負のスパイラルに陥ることになる。ストレスや精神的に疲れが多い人は、首、肩から背中にかけてなど広範囲に影響していることも少なくない。

 訴える症状は、「肩に何かが乗ってるようだ」「肩が痛い」「首にから肩にかけてこわばったような硬さがある」など様々ですが、結局は上記のメカニズムが原因と考えることができる。

 これらのような、ストレスや冷え性、同じ姿勢を続けたため血行不良など、はじめに記した中の多くの症状に対し、鍼灸の施術は効果がで出てるように実際に施術をすると感じています。次回は東洋医学的に考えていきたいと思います。

2018.10.04

肩コリ

 前回までの頭痛の分類の中に、緊張型頭痛という分類があった。主な原因に肩コリが挙げられた。そこで、肩コリとは何かを考えると、肩や首を中心に凝る症状であったり、張った状態で症候名の一つであるようだ。厚労省が政府統計の一つで出している平成28年、国民生活基礎調査の概況の18ページにもあるように自覚症状のある男女で男性の2位、女性の1位の症状であることがわかる。女性の5位には頭痛が入っている。自覚症状のある人(有訴者)のトップに挙げられていることから少し詳しく見ていきたいと思う。

 肩コリは上記にある頭痛の他にも、デスクワークなどでパソコンに長時間向き合ったり、長時間の運転や長距離バスでの移動など、長い時間同じ姿勢が続いた時に起こることは知られている。同じように介護職や農作業など前かがみの時間が多い職種にも腰同様、肩コリも見られる。また、体調不良、抑うつ状態、自律神経症状、頭痛、冷え、噛み合わせ不良、運動不足、ストレスなどたくさん要因に付随して起こる症状の一つでも起こるようだ。

 

 長時間同じ姿勢で肩や首まわりが張ったり、凝ったりする症状に対しては、筋肉をほぐして柔らかくすれば治るはずだが、多く場合、上記のような筋肉の緊張のみによるもの以外の原因が大多数であるように思う。筋肉をほぐしながら、筋緊張以外の要因に対してもアプローチができる鍼灸のような東洋医学(中医学)を解決手段に考えてはいかがだろうか? 実際に鍼灸の施術していると、肩の緊張を取り除く前に、全身の不調に対し施術をするだけで肩周囲の筋緊張が緩む場合が多い。その後に筋肉の硬くなっている部分へ(骨への付着部が多い)アプローチをする方が良い結果が生まれている。

 次からは、肩が凝る原因なども踏まえて見ていきたいと思います。

2018.09.29

頭痛(鍼灸その2)

 東洋医学(中医学)では、体の外側から影響を受けて起こる頭痛と、体の内側(感情など)の過度な変化によって引き起こされる頭痛に大きく分けられる。

 今回は、体内の異常が引き起こす頭痛について見ていきたい。臨床上では、このタイプが多いように思う。

 感情のコントロールができなくなり起こる頭痛:怒ったり、喜んだり、悲しんだり、過度な感情により体にストレスがかかり、体に障害が出てくることがあります。せわしなく落ち着かない人。落ち着くことのできない人。イライラして怒りやすい人。などに多く見られるようです。肩コリや眩暈、不眠などを伴うこともあります。

 栄養などが不足したために起こる頭痛:胃腸の働きが弱かったり、もともと元気のない人に見られる。栄養不足だったり血の気がなく元気がないため、頭部に栄養を送ることが出来ずに起こると考えられます。疲れると頭痛が強くなったり、眩暈を起こすこともあります。

 体に水分の多い人がかかりやすい頭痛:梅雨の季節や天気の悪い時に悪化しやすい傾向にある。体は重だるかったり、小便が少なく、軟便傾向にあるようだ。体の過剰な水分を上手に排出できないことから起こる、頭を締めつけるような痛みのこともある。

 血の流れが悪いために起こる頭痛:生理前の女性に多く見られる。針で刺すような痛みがあることも特徴的。また、打撲などの頭部外傷や長期臥床によって血行が良くなく起こることもあるようだ。

 虚弱体質や体の機能低下のために起こる頭痛:頭が空虚な感じで痛み、眩暈を伴うこともある。足腰がだるかったり、精神疲労、耳鳴り、不眠、夢を多く見たり、どちらかというと、高齢者に多く見られるようだ。

 内傷性の頭痛は、上記5タイプほどに分けれるが、原因が一つの時もあれば、混合されてる場合もある。自分がどのような性格、身体で、どのような不調があるかを探るのも一つの解決策になるのではないか。少し参考にしていただければと思います。前回までは、施術の際、どのようなことをするかを簡単に紹介しましたが、今回は、割愛させていただきます。

 

 頭痛の施術の場合、首、肩、肩甲骨周囲、背部の筋肉に異常があることが多い。9月6日の記事の緊張型頭痛。いわゆる、「肩コリ」と呼ばれる症状を伴う頭痛がこれにあたります。次回は、その「肩コリ」について考えてみたいと思う。

 

 

2018.09.26

開業4周年あいさつ!

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

皆様に支えられ、本日、平成30年9月26日は、齊藤はりきゅう整骨院とって開院4周年になります。

誠にありがとうございます。

 ここ北上の地で開業し、当初は、鍼灸整骨院として保険業務も取り扱ってまいりましたが、思いのほか、保険適応疾患外の患者さまのニーズが多く、保険適応の疾患を含めた幅広い疾患に対し、より丁寧な施術を行うため、昨年より保険診療業務から自費診療へと移行してまいりました。移行後およそ1年半が経過しようとしていますが、皆様のおかげで、ようやく自費診療主体の基盤ができようとしています。

本当にありがとうございます。

 開業以来皆様には、「笑顔と健康」をキーワードに、心も身体も健やかに晴れやかに、また、笑顔になっていただくよう心がけてまいりました。これから5年目に入りますが、引き続き初心を忘れず、皆様に感謝の気持ちを忘れることなく日々精進して参る所存です。

これからもよろしくお願い申し上げます。

齊藤はりきゅう整骨院 院長 齊藤 重貴

                齊藤 法子

2018.09.18

頭痛(鍼灸その1)

 東洋医学(中医学)では、体の外からの影響が原因で頭痛をもたらすものと体の内側(感情など)の過度な変化によって引き起こされる頭痛に分けられる。

 体の外からの影響とは:自然界には、風、寒さ、暑さ、乾燥など、気候の変化がありますが、これらの寒さや暑さが異常だったり、反対に、寒いはずの時期に暖かかったり、暑い時期に寒かったりすると、人の体は適応力を超えて病を引き起こすと考えます。つまり、気候の変化についていけないような時にひくカゼの時にみられる頭痛がこれらの代表例になります。カゼの治療で鍼灸の施術を受けることは少ないと思いますが、カゼをこじらせて長引いたりするときのひどい頭痛に鍼灸を使うと治りやすいと思います。先日も、自己免疫疾患の症状で来院した患者さまに対し、頭痛はありませんでしたが、病院へ通院しても咳がなかなか止まらない症状のカゼに対し、下記にある気候環境が原因の症状があったため、針で熱を鎮める施術を行ったところ体の熱っぽさが楽になり、その後の施術がスムーズにいったこともありました。

 それでは、どのような気候の変化で頭痛が起きるか

 主に寒さが原因の場合:寒気を伴ったり、発熱するカゼにみられます。施術の際は、針も使用するが、首や背中にお灸をすることもある。

 主に暑さが原因の場合:張った感じがしたり、割れそうに痛むような頭痛で、顔なども赤みを帯びることがあり、発熱や咳などを伴う風邪に起こりやすい。施術の際は、熱を鎮めるような施術を行う。

 主に湿気が原因の場合:しめつけられるように頭が重い頭痛(布などで巻き付けられるような)。湿気の多い時期に多く見られ、体もだるかったり、重だるかったりする。頭痛に限らず湿気が多い時期に体調が悪くなる人も多い。食欲がなくなったり、便の状態が悪いこともある。施術は、イメージしにくいかもしれないが、体から湿気を取り除くような施術を行う。

 結局、風や寒さ暑さなどが体に悪影響を起こし、体のバランスを崩してしまうことにつながると考えられると思う。次は体の内側からくる頭痛について見ていきたい。

 

 

 

2018.09.18

最新の東洋医学は、(NHKで放送します)

9月24日(祝月)にNHK放送で東洋医学の特集番組が放送されます。

東洋医学 ホントのチカラ〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ

平成30年9月24日(月)午後7:30〜午後8:43     第1部

平成30年9月24日(月)午後9:00〜午後10:00 第2部

詳細:西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。「科学的でない」「気休めに過ぎない」と揶揄されることもあったが、近年大きな変化が起こっている。脳科学や体内の化学物質分析などを駆使し、世界中の科学者たちが東洋医学を研究。続々とその効果を支持する根拠が確認され、急速に医療現場への導入が拡大している。最新研究や医療現場を徹底取材、明らかになりつつある東洋医学の神秘に迫っていく

出演者ほか:【ゲスト】渡辺えり、高橋克実、北里大学客員教授研究所 医長 伊藤剛、東京有明医療大学 教授 安野富美子、島根大学 教授 大野智、明治国際医療大学 教授 伊藤和憲、ヨガインストラクター 大滝京子、【司会】SHELLY、青井実、【リポーター】土屋晃之、青木さやか、仲里依紗、菊池亜美、【語り】新井秀和、合原朋子

上記NHK番組表から抜粋

 最近では、エビデンスも少しずつ出てきている東洋医学。最新研究をテレビで放送していただけるとはありがたいことです。まだまだ認知されていない東洋医学です。ぜひこの機会に見ていただいて、西洋医学同様、東洋医学に興味を持つきっかけにしていただきたいと思います。

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