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2018.09.18

頭痛(鍼灸その1)

 東洋医学(中医学)では、体の外からの影響が原因で頭痛をもたらすものと体の内側(感情など)の過度な変化によって引き起こされる頭痛に分けられる。

 体の外からの影響とは:自然界には、風、寒さ、暑さ、乾燥など、気候の変化がありますが、これらの寒さや暑さが異常だったり、反対に、寒いはずの時期に暖かかったり、暑い時期に寒かったりすると、人の体は適応力を超えて病を引き起こすと考えます。つまり、気候の変化についていけないような時にひくカゼの時にみられる頭痛がこれらの代表例になります。カゼの治療で鍼灸の施術を受けることは少ないと思いますが、カゼをこじらせて長引いたりするときのひどい頭痛に鍼灸を使うと治りやすいと思います。先日も、自己免疫疾患の症状で来院した患者さまに対し、頭痛はありませんでしたが、病院へ通院しても咳がなかなか止まらない症状のカゼに対し、下記にある気候環境が原因の症状があったため、針で熱を鎮める施術を行ったところ体の熱っぽさが楽になり、その後の施術がスムーズにいったこともありました。

 それでは、どのような気候の変化で頭痛が起きるか

 主に寒さが原因の場合:寒気を伴ったり、発熱するカゼにみられます。施術の際は、針も使用するが、首や背中にお灸をすることもある。

 主に暑さが原因の場合:張った感じがしたり、割れそうに痛むような頭痛で、顔なども赤みを帯びることがあり、発熱や咳などを伴う風邪に起こりやすい。施術の際は、熱を鎮めるような施術を行う。

 主に湿気が原因の場合:しめつけられるように頭が重い頭痛(布などで巻き付けられるような)。湿気の多い時期に多く見られ、体もだるかったり、重だるかったりする。頭痛に限らず湿気が多い時期に体調が悪くなる人も多い。食欲がなくなったり、便の状態が悪いこともある。施術は、イメージしにくいかもしれないが、体から湿気を取り除くような施術を行う。

 結局、風や寒さ暑さなどが体に悪影響を起こし、体のバランスを崩してしまうことにつながると考えられると思う。次は体の内側からくる頭痛について見ていきたい。

 

 

 

2018.09.18

最新の東洋医学は、(NHKで放送します)

9月24日(祝月)にNHK放送で東洋医学の特集番組が放送されます。

東洋医学 ホントのチカラ〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ

平成30年9月24日(月)午後7:30〜午後8:43     第1部

平成30年9月24日(月)午後9:00〜午後10:00 第2部

詳細:西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。「科学的でない」「気休めに過ぎない」と揶揄されることもあったが、近年大きな変化が起こっている。脳科学や体内の化学物質分析などを駆使し、世界中の科学者たちが東洋医学を研究。続々とその効果を支持する根拠が確認され、急速に医療現場への導入が拡大している。最新研究や医療現場を徹底取材、明らかになりつつある東洋医学の神秘に迫っていく

出演者ほか:【ゲスト】渡辺えり、高橋克実、北里大学客員教授研究所 医長 伊藤剛、東京有明医療大学 教授 安野富美子、島根大学 教授 大野智、明治国際医療大学 教授 伊藤和憲、ヨガインストラクター 大滝京子、【司会】SHELLY、青井実、【リポーター】土屋晃之、青木さやか、仲里依紗、菊池亜美、【語り】新井秀和、合原朋子

上記NHK番組表から抜粋

 最近では、エビデンスも少しずつ出てきている東洋医学。最新研究をテレビで放送していただけるとはありがたいことです。まだまだ認知されていない東洋医学です。ぜひこの機会に見ていただいて、西洋医学同様、東洋医学に興味を持つきっかけにしていただきたいと思います。

2018.09.14

頭痛(鍼灸)

 東洋医学(中医学)の視点から診る頭痛

 針やお灸を使った施術、漢方薬の服用に代表される東洋医学(中医学)では、頭痛に対してどのように見るのだろうか?前回までは、主に現代医学と呼ばれる一般的な内容を示してきた。

 東洋医学(中医学)では、外から(例えば、寒さ・暑さなど)の刺激が害とななったり、体の内側から(例えば、イライラ・水分過多・血行不良・疲労など)の原因で体のバランスを崩し頭痛が起こると考える。具体的には、外からの影響の外感性の頭痛として風寒・風熱など影響によるものや、内側からの影響の内傷性のものとして、肝陽亢進・痰湿・気血両虚・血瘀・腎虚などに分けることができる。

 引き続き東洋医学(中医学)での考え方を、体の外側からの影響で起こる外感性の頭痛と、体の内側からの影響で起こる内傷性の頭痛に分けて見ていきたい。

 

 

2018.09.07

災害お見舞い申し上げます。

 先日の台風21号、6日未明の北海道胆振東部地震で被災されました皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

2018.09.06

慢性頭痛

 前回は、頭痛に鍼灸の施術をお勧めしてきたが、実際の対象になる頭痛(主に一次性頭痛)と脳疾患などの他に原因がある(二次性頭痛)鍼灸対象外のものに分けられる。また、病気の症状の一つとして頭痛が起こる(症候性頭痛)ものに対して(例えば:風邪やPMSなど)は、その原因に対して鍼灸治療を行うことによって頭痛も改善しやすくなる。

 今日のいわゆる慢性頭痛には、血管性頭痛(片頭痛)、緊張型頭痛、血管性と緊張型の特徴を持つ混合性頭痛、群発頭痛および三叉神経痛、後頭神経痛や自立神経性頭痛がある。

 慢性頭痛の多くは片頭痛で、次に緊張型頭痛もしくは混合性頭痛のようだ。

 片頭痛は、血管の拍動に応じて痛むタイプのもので、緊張型頭痛は、頭、首、肩周りの筋肉の痛みとともに痛む頭痛が一般的な頭痛と考えられている。

 「片頭痛」:拍動性(片側のみ)で疲労やストレスなどでも誘発されやすく、悪心、嘔吐、肩こりなどの随伴症状が見られることもある。温めたり、入浴など血流が良くなると悪化することがあるので、注意が必要だ。鍼灸治療では血行の改善をはかるため、自律神経を主とした鍼灸治療を行うことになるだろう。

 「緊張型頭痛」:非拍動性で、しめつけられるような(頭に輪をはめたような)痛みや、頭重感があったり、首や肩からのコリや痛みを伴うことが多い。温めたり、入浴で筋肉がほぐれると改善する。頭、頚部、肩部の筋緊張やコリが見られるため、鍼灸治療では筋緊張を緩める鍼灸治療を行う。

 実際の治療の際では上記を踏まえることはもちろん、慢性頭痛は精神的、心理的要因が引き金になっていることが多いので、単にコリをほぐし筋緊張を緩めるだけではなく、精神的にもアプローチしていくことになる。頭痛で来院する患者さまには、いつも考えことをしたり、気持ちが鬱傾向な方も多く、これが頭痛の引き金になっていることが多い。意外に知られていないが、頭が凝ってることに気づいていない人もいる。会話をしていると、頭にも筋肉が付いていることを知らない人も結構いるからだ。

 次回は、鍼灸などの東洋医学(中医学)ではどのように考えるか見ていきたい。

2018.09.02

頭痛

 三国志に出てくる曹操もまた、偏頭痛に悩まされた一人と言われている。

 薬局、ドラックストアに行くと、たくさんの種類のOTC医薬品(一般用医薬品)の中に、大量の解熱鎮痛剤が置いてある。たくさんの頭痛持ちの皆さんがいる根拠にもなりそうだ。実際に、頭痛薬の売り上げは多いらしい。登録販売者資格取得のための実務経験のためドラックストアで働いていた時も、例外なく、たくさんの頭痛薬がワゴン販売されていたことがあった。

 慢性頭痛の多くは脳や全身の病気が原因の器質的頭痛と違って、機能性頭痛のことの方がはるかに多い。しかしながらその痛みは強く、日常生活や仕事に支障をきたすほどになる。そこでまずは、上記のような頭痛薬での対応を試み、さらには内科や頭痛専門外来、脳神経外科などを受診する患者様も後を絶たない。その頭痛の中には、生活環境やストレス、季節的な環境変化が要因なこともある。その治療は東洋医学(中医学)が得意とする分野でもある。

 そこで、その対処法の中に、鍼やお灸を使った鍼灸の施術、東洋医学(中医学)を試してみてはいかがだろうか?曹操も当時、華佗と言う名医から鍼灸を施されてたようだ。)

 次回からは、頭痛の種類や東洋医学的な考えなど解説していきたいと思います。

 

2018.09.02

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