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2020.04.25

細菌とウイルス

ところで、細菌とウイルスの違いって何?

と、言う質問がありましたので・・・

細菌(バクテリア)やウイルスなどは、感染症の病原微生物に分類されている。

 

病原微生物は、大別すると、

真菌・原虫・スピロヘータ・細菌・リケッチア・クラミジア・ウイルス

に分類される。

 

細菌とウイルス以外の例を挙げると:

真菌:白癬菌(カビ)やカンジタなど

原虫:マラリヤやトキソプラズマなど

スピロヘータ:梅毒を引きおそす梅毒トレポネーマなど

リケッチア:ダニやシラミを介して人に感染し、発疹チフスやツツガムシ病などを発症する

クラミジア:トラコーマなど

が、ある。

 

細菌:一般に単細胞生物で大きさは0.5μm〜10μm程度。形状は、球状、桿菌、らせん状などである。

球状には、黄色ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・淋菌など

桿菌には、大腸菌・サルモネラ菌・赤痢菌・コレラ菌・百日咳菌・破傷風菌・ボツリヌス菌・結核菌など

らせん状細菌は、らせん状の形態の細菌。スピロヘータなどがある。

 

ウイルス:ウイルスには、他と比べて特徴がある。

①大きさは、とても小さい。0.2〜0.015μmで電子顕微鏡ではじめて観察できる大きさ。

②生きた特定の細胞でのみ増殖できる。

③DNAやRNAの遺伝子と、それを取り囲むたんぱく質の外殻から成り立っている。

主なウイルスは、アデノウイルス・ヘルペスウイルス・日本脳炎ウイルス・ポリオウイルス・コクサッキーウイルス・肝炎ウイルス・狂犬病ウイルス・インフルエンザウイルス・風疹ウイルス・エイズウイルス・ノロウイルスなど数多くある。

 

大雑把に細菌とウイルスを比較すると

細菌は、普通の顕微鏡で見ることが出来る大きさに対し、

ウイルスは、電子顕微鏡でしか見ることが出来ない大きさ。

また、細菌には細胞があり、適度な水分などがあれば自力で増殖することが出来るが、

ウイルスは、自分で増殖することが出来ず、それぞれのウイルスが好む臓器の細胞に侵入し増殖する。

 

日常生活において、細菌とウイルスに対しては、

除菌フィルターなどでは、ウイルスの大きさを防ぐことは出来ず、

また、抗生物質では細菌を死滅させたり、増殖を抑えることが出来ても、

ウイルスには効果はありません。(市販薬で抗生物質は軟膏の外用薬しかありません)

ウイルスには、手洗い・うがい・消毒などの予防が大事ということですね。

 

 

現在、多くの医療従事者の皆さんは、

このウイルスの一種である「新型コロナウイルス(Covid-19)」

に立ち向かってくれています。

本当に感謝でいっぱいです

 

2020.04.18

GWの休診について

新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎により亡くなった方々の、

ご冥福をお祈りいたしますとともに、

現在、罹患されている方々の1日も早いご回復をお祈り申し上げます。

また、医療機関の皆さまのご尽力には、本当に心から感謝申し上げます。

 

さて今般、16日に緊急事態宣言が発出されました。

鍼灸院・整骨院は、

東京都や大阪府などの地域においても休止の要請は除外されましたが、

当院の今年のGWの休診を以下の通りとさせていただきます。

ご不便、ご迷惑をおかけしますが、

ご理解をよろしくお願い申し上げます。

 

GWの休診:4月29日(水)〜5月6日(水)

2020.04.18

鍼灸師による「東洋医学」解説|20年4月パート2

こんにちは。院長の齊藤です。

昨年度までの内容でも、たまには東洋医学に少しだけ触れてきましたが、

漠然としすぎて、なかなかピンと来ないことが多かったので、

東洋医学を知っていただくためには、

やはり、簡単でも良いので基本的な内容を知っていただくことが大切なようです。

 

「体を冷やさないように」・・・実は東洋医学の考えかただったりするけど、結びつかない。など。

 

第一回目は、東洋医学のイメージと西洋医学(現代医学)との比較や伝わり、

発展、長所や短所を比べながら東洋医学に触れていただきました。

 

例えば、以下のような感じで進んでいきました。

Q.東洋医学にはどのようなイメージがありますか?

A.悪い場所だけでなく、体全体を診る。

A.なんか難しそう。

A.よく分からない。

A.中国から伝わった。

A.昔から日本にあるもの。

など、たくさんのイメージを言っていただきました。

次に、

 

Q.西洋医学(現代医学)はどのようなイメージがありますか?

A.検査をする。

A.薬を飲む。

A.ピンポイントで、悪いところを治す。

など、東洋医学とは違った視点でのイメージを皆さんに挙げていただきました。

次は、東洋医学とはどのようなものかを具体的な例を挙げながら進んでいきます。

2020.04.10

鍼灸師による「東洋医学」解説|20年4月パート1

こんにちは。院長の齊藤です。

一昨年より月に一度、多機能型事業所「ココ・アルバ」に訪問して

健康についての話や、

ストレッチなど身体についてのお話をさせていただいておりました。

今年度も継続して訪問していくことになりました。

 

昨日は、今年度第1回目

 

今ままでは、特にテーマを設けないでの、

講義が多かったのですが、

今年度は、東洋医学の考え方をもとに、

日常生活では、それをどのように生かすかを考えて

シリーズでお伝えしていこうと計画しております。

 

 

 

2020.01.12

2020年 営業(施術)開始しました

6日より「齊藤はりきゅう整骨院」は今年の施術を開始しました。

今年もさまざまな研修、セミナーを通して皆さまにより一層還元していきたいと存じます。

さて今年も昨年同様、2月に「NHK」から東洋医学についての番組、

「東洋医学ホントのチカラ ”冬のお悩み” 解決SP(仮)」

の放送が予定されています。

 

内容は、

イギリスではプライマリケアとして、家庭医の診療所などで、

うつ病への鍼灸治療が行われているとのことで、取材されたとのこと。

また、オリンピックイヤーということもあり、

選手が実際に鍼灸治療のサポートを受けている様子の紹介。

(一部、医道の日本1月号より抜粋)

 

海外の鍼灸事情から国内で行われているスポーツ鍼灸の紹介など、

今回も興味深い項目が目白押しになっているようです。

興味のある方は是非ご覧ください。

 

2020.01.01

あけましておめでとうございます

2020年が皆様にとりまして、

幸せで健康な一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

今年は、

今シーズンから再開したスキーで始まりました。

ゴンドラ・リフトに乗りながら、

どのような一年になるか思い描きながら。

 

いよいよ今年は「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されます。

身近でも「聖火ランナー」に選ばれた方々がおり、

より近くに「オリ・パラ」を感じられ始めました。

聖火ランナーが次の聖火ランナーに聖火を受け渡すことをトーチキスというそうです。

 

東京2020聖火リレーコンセプトは

「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」

支えあい、認めあい、高めあう心でつなぐ聖火の光が、

新しい時代の日の出となり、人々に希望の道を照らし出します。

(東京オリンピック組織委員会から引用)

 

当院も皆さまに希望の道を切り開くよう努力し、

貢献できればと切望しております。

本年も「齊藤はりきゅう整骨院」をよろしくお願いいたします。

 

夏油高原スキー場にて

 

2019.12.31

年末の挨拶

今年も来院していただいた皆様に、

クリスマスにクリスマスカードと一緒に

下記の通りの内容の年末の挨拶を同封させていただきました。

 

今年もお世話になりました。

「令和」始まりの年、2019年も残すところあとわずかになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

時代は平成から令和へと移り変わる中、当院はその時代に追いついているだろうか? そんな事を感じた年でした。

移り行く時代の中、当院は皆様に支えられながら、5周年を迎えることも出来ました。誠にありがとうございます。

当院としては、4年ぶりの全日本鍼灸学会学術大会をはじめ、様々な学術大会への参加、講習会やセミナーなどの受講を通じて、昨年以上に自己研鑽を図り、皆様へより良い施術としてフィードッバックする事を心がけさせていただきました。

また、多機能型事業所を訪問し、健康講座のボランティア講師や金ケ崎町駅伝チームへ帯同し各大会時には、トレーナーとしての活動も行いました。

プライベートでは、雪のない時期は、サボりながらランニングを継続し、この冬からは、20数年ぶりにスキーを再開しました。スキー用品の進歩に驚きつつ昔の感覚を思い出し、スキーに慣れるように反復練習しているところです。これで冬季間の運動不足も解消出来そうです。

簡単ではございますが、このように皆様のおかげで無事に一年を送ることが出来ました。本当にありがとうございます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。末筆になりますが、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

2019年12月吉日

 

今年もユニセフのクリスマスカードを使わせていただきました。

今年のクリスマスカード

2019.12.31

2019年学術大会

今年の学術大会への参加は、

5月の全日本鍼灸学会学術大会 愛知大会

6月の日本刺絡学会学術大会

となりました。

 

全日本鍼灸学会学術大会でのテーマは「女性のミカタ」

女性への身体の診かた、それを踏まえて女性の味方を目指すものと捉えてきました。

二日間参加してきましたが、二日では消化しきれないほど中身の濃い大会となりました。

 

会場:名古屋国際会議場

夜の名古屋城

 

また、日本刺絡学会学術大会でのテーマは「アジアと刺絡」

演者は、日本をはじめ中国、台湾、香港、マレーシアなど各国からで、

国際的な学術大会への参加となりました。

会場:タワーホール船掘

 

今年の貴重な経験を踏まえて更に来年の施術に活かしたいと思います。

2019.12.31

2019年駅伝大会

今年も例年同様、

金ケ崎町(森山クラブ長距離)のチームと駅伝大会に帯同し、

ケア(トレーナー活動)をしてまいりました。

11月の一関・盛岡間駅伝競争大会(日報駅伝)に向け、

男鹿駅伝、奥羽横断駅伝へ。

6月の男鹿駅伝は、新しいメンバーを加えての大会となりました。

コースの一部変更や、全国から強豪が集まる中、

自分たちの駅伝が出来たことは大きな成果となりました。

 

男鹿総合運動公園

 

 

10月には、2日間に渡る奥羽横断駅伝。

11月の日報駅伝に向け、各人追い込みになる時期。

その中での実戦大会。

エースは日時が重なった盛岡で開催されたフルマラソンへ参加するため、

当大会へは不在でしたが、エース不在の中での一般の部で第2位。

一時は県の代表チームの前でレースをすることが出来るなど、

素晴らしい内容、結果となりました。

 

奥羽横断駅伝

 

 

目標である、11月23日(土)の「一関・盛岡間駅伝競争大会(通称:日報駅伝)」では、

一時は優勝争いをするレース展開となるなど、

2年前の5位を上回る過去最高位の4位を獲得することが出来た。

チーム一丸となり、一年間厳しい練習してきた成果が最高の結果となりました。

皆と一緒に喜ぶことが出来、感動させていただきました。

 

スタート地点:一関駅前

ゴール地点付近:もりおか歴史文化館側

慰労会

賞状と入賞カップ

 

 

大会前に故障した選手などには、

直前までに何とか走れる状態に出来たことは、

ホッとすると同時に、

しかしながら、

最後まで状態がもつかどうかの不安との戦いもありました。

皆、素晴らしい選手で、

一緒に参加できたことに感謝しております。

来年は、練習を少し再開し、

皆さんと一緒に走れる状態にカラダ作りをしていこうと思います。

2019.12.31

チクチク・PNST療法

当院で取り入れている施術の一つにチクチク療法があります。

 

今年は、創始者である長田医師が英語版の本を出版するにあたり、

チクチク療法をPNST療法とも言い、

または、その両方を併記しても良いことになりました。

(※PNST:Prickling Neuro-Stimulation Techniqueの略)

 

また今年は、

第一回目の「チクチク・PNST療法」の指導者になるための講習があり、

その知識、技術を習得し認定を受けることが出来ました。

下記、認定書にもあるように講習会は3回でありましたが、

講義の内容がとても濃く、進むスピードが速い。

時間が足りないと思うほどでした。

講習会というより、大学で講義を受けてるようでした。

今までの基礎講習とはレベルが全く異なりました。

その上、最後の試験が難関でした。

(医師の試験問題としても難しい部類とのこと)

 

PNST療法指導者認定書

チクチク療法の英語版(一般書)

 

今秋には、

外国から医師や治療家などが訪れ、

PNST療法を学び、各国へ持ち帰り、

外国でも広がりつつあります。

来年2月には、

それらの症例も含めて最新情報を取得し、

施術に更に活かしていきたい。

 

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