女性のミカタ
新着情報の「5月の休診予定」にもあるように、今月10日〜12日まで鍼灸の学術大会に参加する予定です。テーマは『女性のミカタ』、大会プログラムを見ると下記の通り女性を中心とした表題がずらり並びます。どれも興味のある題目で全部に参加することは出来ませんが、時間の許す限りたくさんの情報を得ようと思います。
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これから抄録集を参考にし、参加する演題を決めていきたい。
季節の変化と 東洋医学(中医学)
東洋医学(中医学)では、身体の不調の原因の一つに外界の環境因子が影響を与えると考えられています。これは人体が自然の変動(気候変化)に合わせて変化することを表しています。つまり、気候の異常、急激な気候変化などが起きた場合に体がついていけない場合は、身体の不調を招くことになることにつながるということになります。
ここでいう気候変化を「六気」と呼び、風(ふう)・暑(しょ)・火(か)・湿(しつ)・燥(そう)・寒(かん)と呼ばれるの六種類があります。これは自然界に存在する六種類の異なった気候変化で、万物を成長させたり、人体の生理活動を促すため、この正常な「六気」で人には基本的に無害である。しかしこの「六気」に異常(気候変化が異常)な場合(例えば:過剰、不足、あるいは時期に反して出現など)や、人体の適応能力を超えた時などは、人体に障害を与えるため、この「六気」はそれぞれ「六淫」(ろくいん)または「六邪」(ろくじゃ)と呼ばれます。
「六気」は四季によって決まります。
立春のある2月〜 暖かくなり始める季節を春 : 風 (春一番など南からの強い風が吹き始める)
5月〜7月 最も暑い季節 : 暑・火(気温の上昇を「暑」とし、亢進したものを「火」)
7月 夏の中でも湿度の高い季節 : 湿 (湿度の高い時期)
8月〜10月 涼しさと乾燥が始まる季節 : 燥 (湿度が低下してきた時期)
11月〜1月 最も寒い季節 : 寒 (気温の低下を「寒」)
上記のように、「六気」と四季の組み合わせは、春:風 夏:暑・火 長夏:湿 秋:燥 冬:寒 となります。
次回は、患者さまが寒さを実感した経験を交えて伝えていきたいと思います。
日報駅伝
岩手県で毎年11月23日(祝)は、一関・盛岡間駅伝競争大会(日報駅伝、岩手県市町村対抗駅伝)開催されます。箱根駅伝に次ぐ歴史があるようです。岩手県の郡部市町村対抗の「一般の部」と、県内の高校が参加する「高校の部」で行われます。
昨日も例年同様大会が開催され、第77回となりました。昨日の県南は今年の初雪となり、一関から奥州市、金ヶ崎付近までは雪の降る中、風の吹く中、北上するに従い天気は回復するも気温は上がらず最高気温は5度ほどで、場所によっては強風の中の天候の悪い中で行われました。
今年も金ヶ崎町チームのサポートで参加させていただき、選手のケアをしてきました。7月の男鹿駅伝、10月の奥羽横断駅伝に次ぐサポートでしたが、皆この大会を目標としていただけに、目標としていたコンディションに調整することが出来た選手、できなかった選手と、反省すべき点のあるケアとなりました。来年は走るための怪我のしない体作りをはじめ、コンディションを調整にしていきたいと思います。
金ヶ崎チームの結果は「一般の部」全22チーム参加中、第6位と入賞を果たすことができました。昨年の5位と2年連続入賞することができ、さらに上を目指せるチームと実感しております。