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2018.09.14

頭痛(鍼灸)

 東洋医学(中医学)の視点から診る頭痛

 針やお灸を使った施術、漢方薬の服用に代表される東洋医学(中医学)では、頭痛に対してどのように見るのだろうか?前回までは、主に現代医学と呼ばれる一般的な内容を示してきた。

 東洋医学(中医学)では、外から(例えば、寒さ・暑さなど)の刺激が害とななったり、体の内側から(例えば、イライラ・水分過多・血行不良・疲労など)の原因で体のバランスを崩し頭痛が起こると考える。具体的には、外からの影響の外感性の頭痛として風寒・風熱など影響によるものや、内側からの影響の内傷性のものとして、肝陽亢進・痰湿・気血両虚・血瘀・腎虚などに分けることができる。

 引き続き東洋医学(中医学)での考え方を、体の外側からの影響で起こる外感性の頭痛と、体の内側からの影響で起こる内傷性の頭痛に分けて見ていきたい。

 

 

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