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2020.07.13

鍼灸師による「東洋医学」解説|20年7月パート1

みなさん、こんにちは。齊藤です。

 

今月も花巻市にある、「ココ・アルバ」さんで東洋医学と健康についてお話ししてきました。

先月から「気・血・津液・精」について解説してきました。

その続きになります。今回からは「血」についての解説が始まります。

 

けつ」はどこでどのように出来る?

「血」は栄養素の含んだ赤い液体のことでしたね。→こちらで確認♪

全身に行き渡ることによって体に栄養を与え、潤いを与えていきます。

顔色が良かったり、肌の艶やかさに関係していますね。

そして、その栄養で全身を潤しています。

それでは、「気」と同じように、どこで何から作られているのかを考えて見ましょう。

 

「血」も主に食べ物から作られていると考えらています。

※その他には精が変化して作られています。

 

飲食物から出来る「血」

「気」と同じように「血」も食べ物から作り出されます。

※「気」作られ方の項はこちらを確認♪

食べ物は口から入り→胃に送られ消化され→小腸へ。

小腸では栄養素と食べ物のカスに分けられ、栄養のある物質は「脾」に送られ、

食べ物のカスや余分な水分は排出するため、大腸や膀胱へ送られます。

 

栄養のある物質が送られてきた「脾」では、

栄養素から栄気えいきが作られましたね。 →「栄気」についてはこちらで確認♪

また、この栄養のある物質を水穀すいこく精微せいびとも呼びました。 水穀の精微の確認♪

この「栄気」と「津液しんえき」(津液については後述)から「血」が作られます。

ここの過程では、「心」という臓器の力も借りることになりますが、ここでは割愛します。

 

もう一つの「精」が変化して作られることについては、

せい」の時に詳しく見ていく事にします。

 

それでは、次に「血」の働きを見ていきましょう。

 

 

 

 

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