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2020.06.29

鍼灸師による「東洋医学」解説|20年6月パート5

こんにちは。院長の齊藤です。

今回は、「気」についての最後の項目です。気の動き方について見ていきましょう。

 

「気」の運動について

以前、気の動き方については、昇る・降りる・出る・入る。と紹介しました。こちらで確認♪

※まだ紹介していない「気」(臓腑の気)も出てきますが、気軽に読み進めていただきたいと思います。

パート3で紹介した動きについてはこちらで確認♪

 

昇る:上方向への運動とは

例えば、

食べたものが胃から小腸→脾へ運ばれ、そこで出来た水穀の精微を肺のある胸部へ挙げる働きのある「脾気」の動き事を表します。

 

降りる:下方向への運動とは

例えば、

胃には、食べ物から栄養分を取り除いたカスを下の方向(小腸など)に下ろす運動の特性がありその働きを表します。

 

出る:外側への運動とは

例えば、

肺には、体内の余計な気(濁気)を排出するような外向きに働く力(肺気)があり、この働きを表します。

 

入る:内側への運動とは

例えば、

脾気には上方向への他に、血に対しても働きがあり、

出血がおこらないようにする内側への働きがあります。(気の固摂作用の運動方向)

 

昇降出入しょうこうしゅつにゅう

上記のように、「気」には基本的に昇る・降りる・出る・入る、の動きがあり、

たえず全身を動きながら巡っていることがわかります。陰陽で分けると、

動きまわり活動的であることから気は陽に属します。

そして、この4つの気の動きは「昇降出入しょうこうしゅつにゅう」と呼ばれています。

また、この昇降出入の運動のことを気機ききとも呼びます。

次のようなイメージでしょうか。

気機

 

次は「けつ」について見ていきたいと思います。

 

 

 

 

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