施術内容

一人ひとりに合わせた施術をするために

 イライラ、クヨクヨ、冷えなど同じ症状のようでも原因は人それぞれ異なります。鍼灸治療で使われる東洋医学の考え方で症状の本質を探ります。
 また、私たちの身体は体内を一定に保つため無意識に自律神経によってコントロールされています。ストレスなどによりこの自律神経が乱れても体に不調が生じてきます。
 さらに当院ではGENKIDAS(GENKI Data Acquisition System)を使用し、自律神経反応を推測して、その反応や体質などを東洋医学の観点から施術していきます。

イライラ、クヨクヨ、冷えなど

たとえば、自律神経の乱れが原因でイライラする症状の場合
 多くの場合、ストレスなどにより自律神経の交感神経が優位になりすぎることによって、副交感神経とのバランスが崩れて症状が生じます。交感神経が優位になるとアドレナリンの分泌が活発になり興奮状態となります。この状態がずっと続いていると、交感神経優位の状態が続き興奮状態の継続につながります。すると、外部からの刺激に敏感になりイライラなど感情の不安定につながるとされています。


東洋医学的に診たイライラする症状の考え方の一例
 東洋医学では自律神経の機能を担い全身の「気(エネルギー)」の流れをコントロールしている臓器は「肝」であるとされています。精神を安定させたり、血の巡りの調整機能を担っています。
 この「肝」という臓器は、春に草木がのびのび成長するような状態を好むのが特徴です。ストレスなどで「肝」の機能が低下すると「気(エネルギー)」
がのびのびと全身を巡れなくなり、イライラなど精神不安につながります。
 このように、自律神経が失調してイライラなどの症状が出ている場合、体をほぐしたり、骨格調整などでリラックスさせるだけでなく、東洋医学の考えを取り入れることによって施術の幅を広げ、一人ひとりに合う施術方法により症状の改善、予防を目指していきます。

 また当院では、脳外科医(長田裕先生)が考案したチクチク療法も取り入れています。
西洋医学の神経解剖と東洋医学の経絡の考えを融合させた新しい治療体系です。『副交感神経を呼び起こし自律神経を調整するチクチク刺激を、脳・脊髄につながる神経走行に着目した「デルマトーム理論」にもとづいた治療ポイントに加える』(チクチク療法の臨床(三和書籍)より一部抜粋)
 このチクチク療法をもとに自宅での養生法に取り入れながら施術効果を維持させていく指導もさせていただいております。

リラクゼーションの紹介→体をリラックスさせて副交感神経を優位にするため、アロマオイルを使用した施術も併設サロンで女性スタッフにより受けることができます。

はり・きゅう治療

 当院での鍼灸治療は一人ひとりに合わせた施術をするため、さまざまな針または灸を準備しております。


はり

 0.12㎜から0.30㎜までの数種類の太さの針を準備し、患者様の体調や体格などに合わせて使用しております。普段は0.2㎜以下の針を使用して、髪の毛の太い方ですと0.25㎜程度とされていますので、通常使用する針の太さは髪の毛より細いことが多いです。さらに、針を刺入されることに抵抗がある方、針が苦手な方のため、接触するだけの針として皮膚を刺激する針も数種類準備しております。
 これらの針を使い分けて経絡上ある経穴(ツボ)を刺激し、気・血・水の流れを調整していきます。
※ 経絡とは、体に12本流れている経穴(ツボ)の筋道で主に気血が流れているとされています。
※ 経穴(ツボ)とは、経絡上にある主要な場所のことで気が集まりやすいところです。

針灸

 お灸の素材であるモグサはヨモギ(蓬)の葉から作られています。身体に温熱刺激を与える時に使用します。
 お灸の据え方は、直接皮膚上(経穴)にモグサを載せて強い熱刺激を与える有痕灸。皮膚から離して気持ちよい温熱刺激を与える無痕灸があります。針治療と同様、患者様の状態などからお灸の種類、据え方を判断し、経穴(ツボ)に施灸していきます。

整骨治療

 当院では一人ひとりに合わせた施術をするため、鍼灸治療のほかに整骨院業務も行っております。整骨治療は捻挫・打撲・肉離れなどの筋挫傷の「治療」を始め、体を整えるための「整体」、筋肉の緊張部位を緩めるための「ほぐし」、骨盤などの「調整」、筋膜へのアプローチをする「筋膜リリース」、神経系にアプローチをするカイロプラクティックの一種である「アクティベーター・メゾット」、筋肉痛や神経痛にアプローチをする「電気療法」を合わせて施術しています。また場合によっては、テーピング療法、包帯固定をする場合もあります。