当院について

「こころ」と「からだ」のバランスを整えるために。

 当院では、からだの最も基本的な機能の調整を担う自律神経に着目し、患者様の健康状態をサポートしていきます。
 自律神経は自分自身ではコントロールできませんが、ストレスなどでは自律神経のうち交感神経が優位になりホルモンではアドレナリンが、副交感神経はリラックスすることで優位になりホルモンではアセチルコリンが関係しています。現代のストレス社会では、この交感神経の緊張が続き、血圧上昇から内臓の働きの低下へ続き、または精神的に休まらない、痛みが消えないなど、様々な症状の出現につながります。また、リンパ球の減少につながり免疫力の低下も招きます。そしてさらにこの状態続くと副交感神経とのバランスが崩れてきます。

 この自律神経について分かりやすく説明し納得していただいた上で、自律神経のバランスをとるための方法として、東洋医学的な鍼灸治療や徒手による調整を行い、効果を持続していただくため自宅での養生法を合わせて指導させていただき症状の改善、予防に努めてまいります。

東洋医学って何?

 現代医学は西洋医学と言われ、病院などの最先端治療のことを指します。これに対し、インドや中国などアジア各地で生まれた伝統的な医学を東洋医学と言います。当院では特に中国の伝統医学(中医学)の考え方を東洋医学と呼んでいます。
 東洋医学では私たちの体は、「気・血・水」の三大要素で成り立つと考えられています。体の各臓器(五臓六腑)が正常に働きこの三要素が体内を循環することで心も体も健康に保たれるというわけです。この各臓器(五臓六腑)を正常に働かせるため、古代中国の思想、陰陽論や五行論という哲学を医学に運用して治療していきます。

気・血・水

補足:
 ここでいう各臓器(五臓六腑)は現代医学と少し違った見方をする場合もあります。
たとえば、肝臓

働き 東洋医学  現代医学
・気の流れを調整  ・物質代謝
・血を貯め量を調整 など  ・胆汁の生成
   ・解毒作用 など

 東洋医学で「肝」という場合、肝臓機能というより概念と捉えて表現することがあります。
たとえばストレスやイライラなどがある場合、病院で肝臓検査の数値では異常がなくても、気の流れを調整する概念のある東洋医学でいう肝の調子が悪くて症状が出る場合もあります。
 このように、調子が悪くて病院に行っても検査異常なしだけど、調子が悪いなど、現代医学で対応できない部分を補うことまたは、併用していくことができます。
 当院では、国家資格者が施術していますので、病院で検査を要する症状の場合は適切に判断させていただき説明の上、検査していただく場合もあります。

自律神経って何?

 外からの刺激や体内の環境の変化に応じて視床下部から出る命令を受けて自律神経が体をコントロールしています。

〈自律神経のはたらき〉

  • 緊張したり、運動して心拍数が速くなったりするのが交感神経
  • リラックスして休んだり胃腸が活発になったりするのが副交感神経
自律神経のはたらき

〈バランスが崩れて調子が悪くなるとき〉

 ストレスが続くと交感神経だけが働きっぱなしになり、副交感神経が働いて体を休ませることができなくなります。このようなときは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてさまざまな体調不良が出る原因になります。

バランスが崩れて調子が悪くなるとき
  • 眠れない
  •  起きれない
  • 頭痛、頭が重い
  • 体が重い
  • 肩こり、腰痛、背部痛
  • お腹の張りや胃の痛み、下痢や便秘
  •  食欲がない
  •  疲れがとれない
  •  冷え
  • 憂うつ
  •  イライラする など